宮崎に
もっと「挑戦しやすい場所」が
できたらいいな、という話。
商工会議所って聞くと「おじさんの集まり」ってイメージ、ありませんか?でも実はここ、うまく使えば宮崎経済の最強インフラになれる場所なんです。
今の商工会議所、何が問題なの?
商工会議所は地域の企業を支える公的な経済団体です。融資の相談、税務サポート、ビジネスマッチング……本来はめちゃくちゃ頼れる存在のはず。でも宮崎の30〜40代経営者に聞くと「ちょっと縁遠いな」という声が多いのが現実です。
推計平均年齢
Web保有率
申請の利用率
「あれ、意外と低くない?」そう思った人、正解です。こういう数字を見ると、デジタル化が遅れているのがよく分かります。そして実際に参加した人たちの声はこんな感じ。
「やってみよう」vs「前例がない」の衝突
問題の根っこは「世代間のギャップ」です。どちらが悪いとかじゃなく、見ている景色が違う。その視点の違いが、意思決定のスピードを落としています。
- 前例を基準に判断する
- リスクより安定を優先
- 既存ネットワークを活かす
- デジタル×新産業に積極的
- 失敗から学ぶ姿勢
- 外部人材との協業を前提に
この2つが同じテーブルで話し合えれば最強なんです。でも今は「別の惑星の人たち」みたいになっちゃってる。それがもったいない。
デジタル化が遅れると何が起きる?
「うちはネット使わなくても商売できてるから大丈夫」…それ、今だけかもしれません。若いクリエイターやエンジニアほど「ここで仕事できる?」を真剣に考えています。
30〜40代が「意思決定に参加できる場所」が必要
問題は、30〜40代の経営者・起業家がほとんど役員にいないことです。テーブルにいなければ、当然その世代の視点は反映されません。
| 意思決定の軸 | 高齢世代 | 30〜40代中堅 |
|---|---|---|
| 判断スピード | 慎重・時間をかける | スピード重視 |
| リスク感覚 | 安定最優先 | 挑戦・学習型 |
| 外部連携 | 既存ネットワーク中心 | 異業種・外部と組む |
| デジタル活用 | 補助的に使う | 前提として使う |
「中堅世代だけの部会」が一つあるだけで、話し合いの質が変わります。排除じゃなくて、追加する。それだけでいい。
こんな取り組みがあったら面白い
「理想論じゃなくて、実際に何をやるの?」という話。現実的に動かせる5つのアイデアです。
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1中堅世代限定「参画部会」を作る 30〜40代の経営者・起業家だけで話し合える場。ここから出たアイデアを上の世代に提案するルートを作る。
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2実践型ワークショップを定期開催 DX・採用・資金調達…「聞いて終わり」じゃなく、翌日から使えるレベルの内容で。もちろんアーカイブ動画あり。
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3IT企業・クリエイターとの協業プロジェクト 地域の老舗企業とデジタル系のスタートアップを繋ぐ。知識と経験の掛け算が生まれる。
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4事業承継サポートの整備 「後継者がいない」問題は宮崎も深刻。廃業を防ぐ仕組みづくりは、地域の雇用を守ることでもある。
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5県内副業・外注マッチングプラットフォーム 「宮崎でフリーランスに仕事を頼みたい」という需要はある。繋げる仕組みがないだけ。
実は宮崎、大都市より有利な点がある
「宮崎で起業してもな…」って思ってる人、ちょっと待って。大都市と比べたとき、宮崎にしかない強みがあります。
今ある需要に応える
地域企業のDX支援、観光×IT連携、採用支援…「やってほしいのに誰もやってない」が宮崎には山ほどあります。
新しい需要を生み出す
USAGI DUNGEONのようなアート・クリエイティブプロジェクト、デジタル×宮崎文化の掛け算で県外・海外に売れるものをつくる。
でも宮崎はコストが低いから、チャレンジのハードルが低い。
失敗しながら学べる環境が、宮崎にはある。
「前例がないから」が止まらない理由
「新しいことをやろう」と言うと「でも前例がない」と返ってくる。これは意地悪じゃなく、人間の脳の本能的な反応です。心理学にはこんな名前がついています。
これを理解すると、「変わらない人は悪い人」じゃないってわかります。ただ、今の時代はそのバイアスを意識的に超えていかないと、気づけば置いてかれてしまう。
「排除」じゃなく「追加」すること
ベテランを追い出せとか、若者だけで回せとか、そういう話じゃありません。お互いの視点を持ち寄れる「場の設計」が必要なんです。
30〜40代が意思決定に参加できる仕組み、デジタル支援の実務化、外部人材との協業…これを一つずつ積み上げていけば、宮崎は間違いなく面白くなります。そしてそれは、商工会議所という既存のインフラを使えば、もっとはやく実現できる。
あとは「挑戦できる場所」を設計するだけ。
注:掲載の統計数値は公開資料や地域データを参考にした推計値です。正式なデータをご利用の際は原典をご確認ください。© HALHARE